バスガイドになるには？仕事内容やなりかたについて解説
BECOME A BUS GUIDE
バスガイドの仕事とは？
最高の旅行経験ができるようツアーを彩るサポーター
バスガイドの主な仕事は、観光バスを利用するお客様がバスツアーを楽しめるようにサポートすることです。バスの車内で会話が盛り上がるように企画を準備したり、有名な観光地の文化や歴史を紹介したりして、お客様が楽しく快適な時間を過ごせるように気を配ります。
バスツアーは時間通りに進むようにスケジュールが組まれているため、事前の準備や計画が非常に大切です。また、お客様が最初から最後までトラブルなく笑顔で過ごせる空間を管理することも大事な役割です。
バスガイドの仕事の魅力は、自分の知識を活かして多くのお客様に地域の魅力を伝えることができる点にあります。自然や歴史、文化に興味がある人にとっては非常にやりがいのある面白い仕事です。
バスガイドの需要は近年、観光業の成長や海外観光客の増加に伴い増加傾向にあります。しかし、バスガイドの仕事は非常に競争が激しく、専門知識と高いスキルが求められています。
バスガイドの年収はどのくらい？
高卒か専門卒でも異なりますが、バスガイドとして経験を積みスキルアップしていくことで年収アップが見込めます。
バスガイドの仕事はシーズンや需要によって収入が変動する場合があり、観光シーズンやイベントの際には需要が高まる分、報酬が増える可能性があります。また、資格取得や語学力アップにより年収を上げることも期待できるでしょう。バスガイドの仕事は、努力次第で収入が変動する職業です。
バスガイドになるには？
バスガイドになるためには主に3つの方法があります。
- 高校卒業後、観光バス会社などに就職し、バスガイドとしての研修を受ける
- 専門学校の旅行学科、観光学科に入学し、バスガイドとしての知識と技術を実践的に身に付ける
- 大学の「観光学・教養学・歴史学・コミュニケーション学」などの学科で勉強する
この中で、バスガイドとしてはもちろん、観光業界に関する幅広い知識と技術や実践力を身に付けられるのは専門学校です。就職後、即戦力として働けるように旅の企画や提案、販売などの旅行業界で求められる幅広い観光知識と提案力を身に付けられるでしょう。
また、外国人観光客に対応するため、外国語の習得、海外の文化についても学びます。自然や歴史、文化についての学習はもちろん、パソコンスキル・SNSの知識・旅行業関連の法令など生涯にわたって旅行業界で活躍できる人材育成に取り組んでいます。
バスガイドは競争率の高い人気の職業です。就職後すぐに即戦力となる知識とスキルがあることで、就職活動が非常に有利になります。
バスガイドになるために資格は必要？
バスガイドになるために必須の資格はありませんが、学歴としてはほとんどのバス会社が高校卒業以上の条件で募集しています。
必須の資格ではありませんが、「国内旅行管理主任者」の資格は、バスガイド業務に関連しています。「国内旅行管理主任者」は、旅行会社が提供する国内団体旅行に同乗する「添乗員」に取得が義務付けられている資格です。バスガイドが添乗員としての役割を兼務する場合、この資格が必要です。
バスガイドとして就職に有利になるその他の資格は以下のような資格です。
- 国内旅行業務取扱管理者【国家資格】
- 総合旅行業務取扱管理者【国家資格】
- 旅程管理主任者【観光庁長官認定資格】（国家資格に準ずるもの）
- 旅行地理検定（国内・海外）
- 世界遺産検定
- TOEIC®
バスガイドの将来性は？
バスガイドの需要は増加傾向にあると言われています。観光業の拡大、海外観光客の増加により、バスツアーの需要も増えているためです。
バスガイドは、観光客とのコミュニケーション能力、地域に関する知識、外国語力なども求められるため、バスガイドとして身に付けた知識やスキルは以下のようなさまざまな職業でも活かすことが可能です。
- 通訳ガイド
- 観光ガイド
- 案内業務
- トラベルアドバイザー
- 旅行営業スタッフ
- 予約カウンター
- ツアープランナー
- ツアーコンダクター
- 海外現地ガイド
バスガイドに向いているのはどんな人？
バスガイドに向いているのは、大前提として人を楽しませたいという気持ちが強い人です。どうすればお客様に楽しんでいただけるか、常におもてなし精神を心掛けながら仕事をする必要があります。
バスガイドは、お客様がツアーをより楽しめるような情報を提供することを念頭に仕事をします。お客様に楽しんでいただくには明るい性格で社交性の高い人が望ましいです。周りの人を明るく楽しい雰囲気にできる人はバスガイドに向いています。
また、バスガイドはお客様により楽しんでいただくために観光地での詳しい説明が欠かせません。観光地での歴史や周辺の特色など、より多くの知識を備えておくことでお客様からの質問に落ち着いて答えられるようになるので、日頃からの勉強が非常に大切です。
バスガイドには丁寧な立ち居振る舞い、丁寧な言葉遣いも求められます。お客様に見られていない時でも、基本的なビジネスマナーや優雅さ、上品さを心掛ける必要があります。気さくでフランクなバスガイドが好まれることが多いですが、あくまでも動作や言葉遣いに丁寧さがあってのことです。
また、仕事が不規則な点や長時間勤務に対応しなければならない点から、体力や精神力も必要です。
バスガイドになるにはこの学科！
好きな旅行を一生の仕事に
東京ホスピタリティ・アカデミーの旅行学科では、観光業界で必要とされる知識やスキルを幅広く学び、在学中に10の資格所得を目指します。旅行業界大手企業と連携しており、就職率は100％を誇っているのが特徴です。
ヒアリング力やプレゼンテーション力をつける授業や、旅行企画コンテスト、パソコンスキルやSNS知識、旅行業法令、約款（やっかん）についての授業、国家資格対策講座など、旅行業のプロフェッショナルを育てるための充実したカリキュラムがあります。
海外での観光の仕事や、日本に訪れる海外からの観光客に対応するための授業もあり、卒業後さまざまな旅行関連業界で即戦力となる人材を育成しています。
