BECOME A BARTENDER
バーテンダーとは、お客様の注文に応じてカクテルなどお酒を提供するのが主な仕事内容です。バーテンダーが提供するお酒として、カクテルが挙げられます。カクテルはベースになるお酒にソフトドリンクなどの材料を混ぜ合わせる事で完成します。混ぜ方のテクニックもいくつかあって、シェーカーに入れて振るシェークやミキシンググラスを使ったステア、グラスに直接入れて混ぜ合わせるビルドなどがあります。
同じ名称のカクテルを同じ材料で作ったとしてもバーテンダーによって味わいは大きく変わってしまいます。接客術だけでなく、料理人に似た要素も併せ持っているのがバーテンダーと言えるでしょう。
またフレアバーテンダーというボトルやシェーカーを手や腕の上で回転させたり、投げたりパフォーマンスをしながらカクテルを作成するバーテンダーもいます。
近年ではノンアルコールのカクテルを希望するお客様も増え、ジュースや紅茶などお酒以外の知識も求められる仕事です。
バーテンダーと言われると夜がメインのお仕事と想像される方も多いと思いますが、昼間から勤務する場合も珍しくありません。ランチタイムに合わせてオープンするバーもありますし、その他にも材料の仕入れなど、お店をオープンするための準備作業があります。
また、バーテンダーはその腕を競う大会もたくさん開催されるので、こちらの練習をするために昼間は練習時間に充てる人も数多くいらっしゃいます。
街のバーで勤務する人も多いですが、ホテル内ではバーや宴会場、レストランなどにカクテルを提供するバーテンダーがいます。
バーテンダーは飲食に携わる仕事ですので、ホテルの中では料飲(りょういん)部門に所属しています。
バーに入らなければバーテンダーに会う事は難しいので、未成年の方は事前に行きたいと思ったバーへ確認してみましょう。お酒は飲まない、22:00を過ぎない、と言った約束を守れば、当日美味しいノンアルコールカクテルをいただく事ができると思いますよ。
バーテンダーとして勤務するのに資格は必要ありませんが、一般社団法人 日本ホテルバーメンズ協会や一般社団法人 日本バーテンダー協会などの協会がそれぞれ資格認定制度を行っています。
第一に、お酒に興味がある人です。バーテンダーの職場であるバーカウンターには多様なお酒が並んでいるので、お酒が好きな人にとっては夢のような職場でしょう。お酒が好きでいろいろな知識に精通していれば、お客様との会話も弾みます。
また知的探求心が旺盛な人もバーテンダー向きと言えます。バーテンダーが主に作るカクテルのメニューは枚挙にいとまがありません。また同じカクテルでも作り方ひとつで味も変わってきます。新しいカクテルを自分で開発することも可能です。さらに世界中でバーテンダーに関する大会も開催されています。よって探求心のある人にとっては、やりがいのある職業に感じられるでしょう。
バーテンダーは接客業です。同じお客様でもその時々の気分や体調によって、異なるカクテルを求める場合もあります。お客様の様子を見ながら、マッチする話題やお酒を提供するのもバーテンダーの役割です。一人ひとりのお客様としっかり関わる仕事に就きたいと思っているなら、バーテンダーはおすすめと言えます。